『夢の終わり』は、会いたくてももう二度と会うことの出来ない人への思いをイメージして描いたメロディと歌詞で、内容的にも単なる恋愛についての歌詞にしたくなかったというところから始まりました。
僕自身がそういう経験もあり相手に訴えるように書くべきか考えたのですがエイルさんの歌によっていろんな自分を投影というか、歌詞の中のストーリーに身をおけるように心地よい形で余韻を残しました。
その人を想う夢と、その人と共に見た夢。その影を追い続け、さまよい続けて抜け出さないままの主人公がいて、変われないままでいた。
そういう暗闇の中でも、変わらないと進めないことに気づきその想った人と見た夢ではなく、自分なりの違う光を探していく...というストーリーです。
是非、この「夢の終わり」という曲の中で聴いていただいた方それぞれの光を見つけてくだされば幸いです。
僕自身がエイルさんの歌に出会ったのは「静かにうつーりゆく〜♪」とTVの中から響いてきたあの時が初めてでその時からとてもかっこよいなと思ってました。
今回楽曲を提供させて頂くにあたり、そのMEMORIAと、それ以降に発表されてる曲のイメージなども僕の中にあったので、今回の「夢の終わり」のようなタイプのメロディをエイルさんが歌ったらどうなるのだろうと、マスター音源が出来上がるまでドキドキしていました。
曲の大サビではメロディ的にもストーリー的にも爆発する要素があるのですが、そこでは「こういう風に書いたら…」とか「こうこう、こうしたら…」とか色々考え、MEMORIAで受けたインパクトを胸に、エイルさんを特にイメージしてメロディを書かせていただきましたが----問答無用!----
僕の推測は取り越し苦労に終わり、大サビだけでなくAメロの出だしから...というよりも曲全体、イメージ以上のエイルさんになりました(笑)
そしてデモの時の状態から聴いているのにまるで新しい曲を聴いているかのように感じて出来上がった音源を聴きながら「うおー!」って言ってしまいました。
是非、エイルさんの歌を楽しみに聴いていただきたいです。
ビヴァーチェ!