『アヴァロン・ブルー』は“蒼”というフィルターを通して、己の中に在る“心の闇”と“一筋の光”を、“静と動”という表現でアウトプットした楽曲です。
夜空を引き裂くかの如く、心の叫びを体全身で歌い上げるようなサビのメロディは、特に動きが激しく、トップの音も非常に高いのですが、“驚異の音域”を持つエイルさんだからこそ成立する、まさに“藍井エイルありき”の楽曲になったのではないかと思っています。
初めてエイルさんに歌って頂いた,個人的にも思い入れの強い楽曲となりました。
『Lament』は、TVアニメ「Fate/Zero」に登場するキャラクター・セイバーをイメージして作った楽曲です。
後悔の念から、確固たる願いを叶える為に戦いに立ち向かっていく様を音で表現しました。ダークな世界観、正々堂々とした誇り高きサーヴァントが持つ愁い、切なさや繊細さ、うちに秘めた力強さなどをイメージしました。ヒリヒリとした悲壮感が漂いながらも,疾走感溢れるドラマチックな作品になるように心がけました。
何よりも、メロディを大切に大切に紡いだ渾身の一作です。
そして、エイルさんの歌の印象ですが、この“歌声”に出会った時の感動は、今でも忘れられません...
特に,完成した『アヴァロン・ブルー』を初めて聴いた時には、心に衝撃が走り鳥肌が立ちました!!
透き通るような煌びやかな声、どこまでも突き抜けるようなハイトーンボイス、切なさと力強さを併せ持つ表現者として、類まれなる才能を感じています。
ますます進化していくであろう“奇跡の歌唱力”で、今後も様々な“藍井エイル”の世界が見られる事をとても楽しみにしています!!!