今回は「Prayer」を制作するにあたり、楽曲を提供して頂いた強力な作曲家陣をご紹介します。
どの曲も各サーヴァントにぴったりな楽曲が揃いました。
下記をチェックし、楽しみにお待ちください...

M-1「Lament」

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【Tomo. (とも)】
"第37回・春の高校バレー"のイメージソングに起用された玉置成実 10th Single「MY WAY」で作曲家デビュー。
自身が初めて藍井エイルへ楽曲提供した「アヴァロン・ブルー」は、音楽雑誌「リスアニ! Vol.06」の付録CDとして発表され、動画サイトでの再生回数は、合計で50万回を超え話題を呼んでいる。

<主な作品歴>
◇作曲・編曲:玉置成実「MY WAY Reproduction -Original Mix-」/藍井エイル「アヴァロン・ブルー」
◇作曲:中川翔子「CAT Life」※Cypher名義


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「Lament」


強くひたむきに、道の先にある光を掴もうとしている曲です。
強さばかりでは無く、ちょっとした弱さも表現しています。

タイトルに関しては「悲しむ」「後悔」などの意味を持っていますが、悲しみがあったからこそ色んな事を考え、後悔しても、もうこれからは後悔しないように生きていくという意味を込めて名付けました。

歌詞に関しては、私が情景描写が苦手なので、情景を上手に伝わりやすく書くことには本当に苦労しました。
ただ、最終的にはこの曲に似合う歌詞に出来たかと思います。

音域のとても広い曲なので、高音部分では強く歌いすぎないようなるべく響かせるように意識し、また、抑揚をつけながら歌うのには、最初はコツがつかめず、何度もトライしてようやく出来るようになった曲ですので、聴いて下さる方には、声に乗った感情に注目して頂きたいと思っています。

M-2「Roses」、M-5「Lapse From Virtue」

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【安田貴広 (やすだ たかひろ)】
自身のバンド・Ao(ex.raison d'etre)ではインディーズで数枚リリースした後、2009年『スペースオペラ』にてメジャーデビュー。2012年1月18日にフルアルバム『蒼と群青』をリリースした。ソロワークとしてテレビ番組への楽曲提供なども行う作詞・作曲家。また定期的にPAも使わない完全アンプラグドソロライブ「あぐら」を東京と札幌で開催中。

<Ao Official Site>
http://www.sambafree.com/ao/


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「Roses」


過去を振り返った時にもう後悔はしたくない...と強く思い、前に進んでいこうとしている曲です。

この曲の歌詞は『花』というキーワードからどんどん膨らませていきました。そこから「Roses」というタイトルになりました。

曲がる事のない強い信念の中に儚さも感じられるようにしようと思いましたが、最初は女々し過ぎる歌詞になったりとまとめるのに苦労しました。最終的にはバランスが良くなり、ほっとしています...(笑)

作曲が、私の地元札幌のバンド・Aoの安田さんということで、お仕事でコラボレーション出来たのは嬉しかったです。
頂いたデモを聴かせて頂き、真っ直ぐな気持ちを持ちながらも強く歌いすぎないよう、秘めた想いを叫ぶかような歌唱を意識しつつ、この綺麗なメロディの邪魔になったりしないよう歌う事に注意しました。

感情表現が難しい...と感じた曲でもあるので、今後の課題を知った曲でもあります。



「Lapse From Virtue」

この楽曲もPrayerの中ではとても独特な楽曲に仕上がっていると思います。哀しげで憂いのある、けれどもある種とても美しい曲です。

道徳に背いて生きてはいるけど、自分が間違っているだなんてことは少しも思ってはいない...その「罪悪感の無い背徳」のイメージからこのタイトルがつきました。

歌詞に関しては、最初は歪んでドロドロとした部分ばかりを意識してしまい、深みが全然無いものになってしまったんです...
ただ、曲調としてもそこばかりではない『美しさ』も大事な曲なので、完成させるのに苦労しました。

歌い方も始めはおどろおどろしい歌い方をしていて、あまりしっくりこなかったんですが、最終的には作曲者の安田さんがもっとまっすぐなイメージで歌ってみるのはどうかと提案してくださった事で、欲しかった「純粋さ」も表現し切れたと思います。その辺りもぜひ意識して聴いて欲しい曲です。

M-3「Under The Mask」

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【重永亮介 (しげなが りょうすけ)】
福岡スクールオブミュージック専門学校のサウンドクリエーターコース在学時代にJoey Carbone氏の目にとまり、プロとしての指南を受ける。そして、同校卒業後、本格的に作曲家活動をスタートさせた新進気鋭若手クリエイター。
提供アーティストの幅広いラインナップからも分かるとおり、24歳という年齢からは想像できないような、日本人の琴線に触れる歌謡的なメロディーセンスに定評あり。

<主な作品歴>
◇作曲:玉置成美「Speedway」/田村直美「Hello again」/中島愛「天使になりたい」「ノスタルジア」/KAT−TUN「NEIRO」/板野友美「Wanna be now」「Come on!」/豊崎愛生「Magical Circle」/渡り廊下走り隊7「ソミソミラシラ」 etc...

<Official Blog>
http://profile.ameba.jp/ryosukeshigenaga/


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「Under The Mask」


とても独特で、ゆらゆらと揺れてるような、不思議な感覚に陥るような... 『聴くというより感じて貰いたい』曲です。

この曲中では『ペルソナ』というキーワードを使っています。そこから頑張って解釈を拡げて、内面に隠れている本当の顔とはなにか...まで雰囲気作りを意識しました。それもあり、「Under The Mask」というタイトルをつけました。

歌に関しては前述の通り、自分が通ってきた事のない曲調ですので、歌うのがすごくすごく楽しみで、どういう風に歌おうかわくわくしました!
歌詞の世界観からも感情を入れ過ぎる歌唱は違うなぁと思ったり...ですので、少しクール(?)な印象を持たれるように歌ってみたつもりです。

私と一緒でゲームが大好きな作家・重永亮介さんともたくさんお話出来ましたし、思い出深い1曲になりました。

M-4「End Of The Earth」、M-6「Fade Into Black」

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【井上日徳 (いのうえ にっとく)】
作曲/編曲家、ギタリスト。ポップスからロックまで、多数のアーティストに楽曲を提供。
ギターの他、ドラムやベースも演奏するなど、マルチミュージシャンとしてその実力を発揮している。
エンジニアも務め、総合的に作品をプロデュースしている。
近年はゲームBGM作品なども手がけ、その楽曲・音作りは海外での評価が高い。
作家活動と並行して、ヘヴィロックバンド『Dogschool』を結成しライブ活動中。

<作品提供アーティスト>
麻田華子/石田ひかり/鵜島仁文/小川範子/荻野目洋子/小野正利/加藤和樹/KIX-S/KinKi Kids/小泉今日子/GO-BANG'S/沢田研二/田村英里子/中森明菜/中山美穂/光GENJI/平松愛理/水樹奈々/諸星和己/森川美穂/森久保祥太郎 etc...


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「End Of The Earth」


バンドサウンドですごくノリの良い曲です!この曲を聴くと、体が勝手にリズムに乗るような楽曲です。 『とてつもなく大きな夢を持った人間とその仲間達の熱い心』が上手く伝わるように、タイトルを決めたり歌詞を書いたりしました。 大きなスケール感で書ききるのはとても難しかったです...ただ、曲調も含めて、これぞロック!というイメージに仕上がったので良かったです。

この曲は、ライブでやると絶対に楽しいだろうなぁ...
ノリやすい楽曲だしサビが印象的なので、もしライブをやる事があれば...みんなと一体感を楽しめる曲になるでしょうね。

レコーディングで歌録りの時も、腕を上に上げて歌ってしまうくらい楽曲に入り込んでレコーディングすることが出来ました!
軽快であり重厚でもあり、ポジティヴでグイグイと突き進むこの曲、ぜひ聴いて欲しいです。



「Fade Into Black」

人間味を感じさせない機械的なサウンドの、とても激しく重い楽曲です。
実はこの曲ですが二部構成になっており、後半では静かで憂いのあるサウンドに変化するPrayerの中で最も変わった構成を持つ曲です。

自制心を失くしたまま黒い狂気に飲み込まれているイメージから、この『Fade Into Black』というタイトルをつけました。

実際に歌ってみて、一部での激しいセクションを歌うことよりも、二部での純粋さと哀しみが入り混じったセクションを歌い切る方が難しかったし、苦労しました。
相反する感情や状況を一つの曲中で表現するのはとても難しいことなんですね...だからこそ自分の作品でもとても意味のあるものになったと思います。

M-7「Crimson Eyes」

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【黒須克彦 (くろす かつひこ)】
作曲/編曲/作詞家・ベーシスト。Peak A Soul+所属。
幼い頃からピアノの講師をしていた母の影響で音楽に興味を持ち、学生時代からベースを始める。
アーティストサポートバンドでのベース演奏を中心に活動後、2005年頃から本格的に作家活動をスタートさせる。
現在では、J-POPSからアニソン、子供向け楽曲まで幅広い分野での作曲と、ベーシストとして数多くのアーティストのサポートを中心に活動中。

<主な作品歴>
◇作曲・編曲:中川翔子「happily ever after」/板野友美「愛にピアス」/スフィア「Treasures!!」/ 平野綾「LOVE★GUN」/涼宮ハルヒ(cv.平野綾)「Punkish regular」※アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」より
◇作詞・作曲:KAT-TUN「PROMISE SONG」
◇作曲:乃木坂46「ぐるぐるカーテン」/フレンチ・キス「カッコ悪いI love you!」 etc...

<Official Blog>
http://katsuhikokurosu.com/


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「Crimson Eyes」


とても迫力のあるサウンドで、ストーリー性のある、超かっこいい楽曲です。

タイトルに関しては瞳に注目!!とでもいいましょうか(笑) それ以上はお楽しみに...です!!

この歌詞、実は登場人物が二人いて、その互いの心情について書いています。
立場の違う二人の気持ちを表現する歌詞は初めて書いたので、かなり難しかったですし、あまり見ないタイプの作風になったかと思います。

私は元々黒須さんの曲がすごく好きで、この楽曲を聴いた時もいつもながら素敵でインパクトの強い曲だと感じました。黒須さんも楽しんで作って頂いたようで、とてもありがたいです。
この曲を歌うにあたり、堂々とかっこよく、そして強くありたいと思っていたので、その雰囲気を是非リスナーの方にも感じていただければと思います!

M-8「MEMORIA orchestra ver.」

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【安田史生 (やすだ ふみお)】
北海道室蘭市出身の作曲家。fumio yasuda名義で作品を発表している。
「Ruppina」「EOH」というユニットを中心に活動後、FM北海道(AIR-G')の番組制作に関わり、制作ディレクターとなる。

<主な作品歴>
◇作曲:Ruppina「Free Will」「Faith」/下川みくに「CHAIN」/藍井エイル「MEMORIA」※アニメ Fate/Zero ED etc...

<Official Blog>
http://fyasuda.cocolog-nifty.com/


〜藍井エイル・セルフライナーノーツ〜
「MEMORIA orchestra ver.」


オリジナルのMEMORIAとはまた違った、壮大なオーケストレーションで表現されたMEMORIAになっています。

まず、最初デモの状態で聴かせて頂いたのですが、その時点でも予想以上に壮大なスケール感で表現されていて、とても感動しました。
一人で思わず『おおおっ!』と声を上げてしまったほどです。その日から、このMEMORIA orchestra ver.を聴く事が夜の日課になっていました(笑)

心を掴まれるくらいに、オリジナルとはまた違った形にアレンジされたMEMORIAになっていて、改めてアレンジャーの下川佳代さんは凄い人だと感じました。
もちろん、そのポテンシャルを引きださせるくらいパワーのある楽曲「MEMORIA」を作ってくれた安田史生さんに感謝です。

今回のアレンジでは、特にサビに差し掛かるときの壮大な広がり感を、是非感じて聴いて頂けたらと思います。

Fate/Zero×藍井エイル
時空を超えて戦う英霊7人のサーヴァントへのトリビュートアルバム

「Prayer」

2012.4.11 Release!!


Sony Music Shopで購入
【収録曲】
M1.Lament
M2.Roses
M3.Under The Mask
M4.End Of The Earth
M5.Lapse From Virtue
M6.Fade Into Black
M7.Crimson Eyes
M8.MEMORIA orchestra ver.
【期間生産限定盤】SECL-1087/¥2,548(税込)
全8曲収録(書き下ろし7曲+「MEMORIA orchestra ver.」)
オリジナルアニメイラストジャケット・2面デジパック仕様
© Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC

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